10月25日(土)・26日(日)籠田公園にて、岡崎南ロータリークラブの主催・ご支援のもと、岡崎城西高校の生徒・教員が、「地域防災キャンプ」に参加しました。また、系列校である愛知学泉大学からも2名の学生が参加。このキャンプは、生徒たちの防災意識を向上させ、災害時に適切な行動をとる力を養うことを目的としています。岡崎城西高校では学校で起こりうる地震や水害を想定した訓練『防災訓練アップデートプロジェクト』を2020年から行っており、今回の体験を通じて、地域との連携や参加者の災害時の対応能力強化が期待されます。

市役所防災課の方の防災講話
地域調査ワークショップ「DIG」
避難経路作成
フィールドワークへ
ここが危ないねなど実際に確認
グループごとに発表
ブルーシートでテント
テント設営
晩御飯は発熱材を使って用意

岡崎市役所防災課の方の防災講話では、岡崎市で想定される災害などについて具体的な事例や日頃の備えについてお話いただきました。その後はロータリーの方の説明のもと、地域調査ワークショップ「DIG」(災害時の避難ルートをチームで考える「DIG(ディグ):Disaster, Imagination, Game(災害想像ゲーム)」)を実施。 震度6強の地震が夜間(夜8時)に発生し、停電・スマホが繋がらない状況を想定し、グループごとに異なる地図上で危険箇所(倒壊の危険がある建物、ガラス散乱など)を、赤や黄色のシールでマーキングしました。その地図をもとに実際に想定エリアを歩き、地図では見えなかった危険箇所や、夜間避難時のリスクを確認しました。実際に歩いてみるとガラス張りの大きな建物や古い木造建築が目に付いたりしたという声も。大通りなど救急車両も通りやすいルートを選定することが安全につながることや、一人ではなく、複数人(チーム)で固まって行動することで、互いに危険を補い合えるという気づきもありました。
 また、実践的な生活スキルとして、テント設営、宿泊や発熱材を使用した温かい食事の調理も体験。この日はあいにくの雨のため、さらなる工夫が必要となりましたが、様々な状況をイメージし、体験することができた防災キャンプとなりました。岡崎南ロータリークラブはじめ、ご指導、ご協力いただきましたみなさま、ありがとうございました。


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