先月、学校法人安城学園では就職氷河期世代(35~55歳)を対象とした高等学校教職員採用試験を実施し、受験者7名の中から1名を採用しました。今年度は国語・数学・理科・社会を募集し、中日新聞にもその内容を取り上げていただきました(詳細はこちら)。

本学園独自の学習モデル「智・徳・体・感・行」に基づいた自学・共学システム(学びの泉)を開発・実践する意志と能力のある方を募集するため、今年度から初の試みとして「自己アピール動画」「自学自習オンデマンド教材動画」の制作とオンライン面接を導入。例えば、理科の自学自習オンデマンド教材は、共有結合をテーマに自作した10~15分の動画をYouTubeに掲載してもらいました。

「学びの泉」の必要な自学・共学システムを開発するには、生徒の自学・自習能力を高めることができる教職員の存在が不可欠であります。そこで授業はもちろん、時間に縛られずに自学・自習できる学園独自のオンデマンド教材を作成できる教職員を積極的に求めているのです。これからも、本学園ではICTを積極的に活用して自学共学システムを開発する意思及び能力を有する方を採用したいと考えております。

なお、今回就職氷河期を対象にした理由は「無限の可能性に挑戦している」「無限の可能性に挑戦できる」優秀な人材はどの世代にもいると考えているからです。政府も就職氷河期世代の正規雇用を増やす3ヶ年計画を掲げていますので、本学園もこの世代に焦点を当てた教職員を募集することにしました。