岡崎城西高校美術部では、毎年9月に行われる文化祭に向けて巨大アート作品を制作しています。昨年度は外部からの依頼により、約5,000本の竹ひごでできた全長30メートルの巨大竹龍を作りました(詳細はこちら)。細かい部分にもこだわりながら、部員全員で力を合わせて独創的な作品を手掛けています。

今年は2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、「日本の文化を世界へ発信できるようなものを作りたい」という想いから、歌舞伎十八番の一つである「暫」を題材としました。現在、10万個以上のペットボトルキャップを使った高さ5mほどの巨大アート作品に挑戦中です。立体的に見せるためにキャップを何層にも重ねて表現するなど、迫力のある作品に仕上がりつつあります!

中庭でも圧倒的な存在感
重量があるのでパーツを運ぶのも一苦労
先生は巨大指し棒で指示をおくります
力を合わせて制作中
刀をさすと迫力が増します!
室内ではキャップをつなげる作業

穴をあけたキャップは結束バンドで連結して、木製の骨組みに合わせていきます。地道で根気が必要な作業も、夏休み中にコツコツと頑張ってきました。毎日大量のキャップを扱っているので、中にはキャップを見ただけでどの商品か当てられる強者もいましたよ。笑

本作品は、9月22日(日)の文化祭一般公開日でお披露目されます(昨年度の様子はこちら)。各新聞社やNHK番組から取材を受けるなど、各方面から注目が集まっています。実物をご覧になりたい方は、是非岡崎城西高校まで足をお運びください!