戦後80年という節目の年である今年度、安城学園高校と岡崎城西高校では、夏休みに平和記念公園(広島)の「平和の灯」の分火を自転車で運ぶプロジェクトに参加した生徒からの報告など、各校の学園祭・文化祭で「平和」について考えるさまざまな企画が行われました。
9月19日(金)・20日(土)に行われた岡崎城西高校の文化祭テーマは「Love and Peace♡ ~愛と平和の80年~」。初日は小田悟先生(元・名古屋大谷高校教諭、現・岡崎高校定時制非常勤講師)による平和講演を全校生徒が聴講。戦争の記憶や平和の意義について考える機会となりました。また、校内には約1万8千羽の折り鶴でつくられたアーチや「原爆ドーム」を描いたネットモザイクアート、例年話題となる美術部の巨大造形も設置され、校内の各所で平和への願いが形に表されました。






9月26日(金)・27日(土)に行われた安城学園高校の学園祭テーマは「聲聴(せいちょう)」。この日を迎えるにあたり、学園祭テーマ企画として恒例の模擬投票を実施。今年は「日本が核兵器禁止条約を批准するか」をテーマに、生徒たちは学んだことを踏まえて真剣に一票を投じました。また、夏休みに行われた福島スタディーツアーをもとに制作された朗読劇など、生徒たちは事前にさまざまな視点から話を聴き、平和とは何か考えることができました。






さらに、安城学園高校へは附属幼稚園2園から園児たちが訪れ、各教室をまわり、制作物を楽しみました。園児のかわいらしい姿に、高校生たちも癒された様子でした。



両校の取り組みは中日新聞(2025年9月20日14面)でも紹介されました。 さらに詳しい内容は、各校のWEBニュースにてご覧ください。
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