愛知学泉大学家政学部ライフスタイル学科のスタジオの活動で、「着物を何気ない日常へ」をコンセプトに着物のリメイクなどを行う「ひごろも。」の学生たちの作品が、「KYOTO HAORI コンペティション~学生・若手職人対象~」において、優秀賞を受賞しました。
「KYOTO HAORI コンペティション~学生・若手職人対象~」は、和装業界の振興につなげるため、京都の「HAORI」が世界に魅せる『いのちの輝き』をコンセプトに京都府主催で行われました。本学の学生たちが制作した作品名は「京都散策びより」。シンプルなアプローチでありながら大変実用的、現実的であると高く評価されました。また、更なる魅力が引き出せる可能性や、リメイクの容易さ、前を開閉することで日常での着やすさが向上する点なども評価のポイントとなったそうです。
今回の受賞について、「先生からコンペのチラシを見せていただいたのがきっかけで、応募することにしました。もともと『ひごろも。』の活動で7着の作品を制作しており、その中からコンセプトに合う1着を選び応募しました。自分たちの作品が評価され、意見を聞くことができたことがとても嬉しいです」と学生たちは話します。
この日、HAORIコンペ事務局の方がクリスタルトロフィーと提出した作品を届けてくださいました。審査員のコメント、そして作品の制作過程やコンペ企画への学生の意見などをお話することができ、大変貴重な機会となりました。今回の受賞を励みに、学生たちの更なる活躍を期待しています。
◇ひごろも。 Instagram