学校法人安城学園は、東日本大震災から15年という節目にあたり、犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

震災以降、本学園は大船渡市・陸前高田市・気仙沼市、南三陸町、石巻市の皆様との交流を続けてまいりました。語り部の皆様から伺った言葉や、伝承施設で学んだ教訓には、「次の大規模災害で被害を最小限にしたい」「経験を世界に伝え、未来の命を守りたい」という強い願いが込められています。
 これらの思いは、学生・生徒にとっても、学園にとっても大きな学びとなり、命の尊さと“伝えることの責任”を深く考える機会となっています。

皆様からの教えを受け、「命を学ぶプロジェクト」の一環として、安城学園では学園全体の防災体制を強化する「学園防災アップデート」にも取り組み始めています。
 安城学園の所在する地域でも将来の大規模災害が懸念されている中、これまでの交流で得た学びを自分たちの地域に生かし、学生・生徒・園児、そして教職員の命を守るための取り組みを一層強化してまいります。

15年という節目にあたり、震災の記憶を風化させず、未来へつなぐ活動を、被災地の皆様と共に歩みながら続けてまいります。
 皆様の地域のさらなる発展と、平穏な日々が続くことを心よりお祈り申し上げます。

学校法人安城学園
 理事長 寺部暁