愛知学泉大学現代マネジメント学部の堀田先生が担当する現代マネジメント実習では、少子高齢化が進む豊田市稲武地区の地域活性化について実践的に学んでいます。学生は稲武に居住者を増やすことを目的としたサイクリングロードを作るための林道整備(OPEN INABU)や、養蚕団体のいなぶまゆっこ(まゆっこクラブ)の活動支援、稲武の旧商店街の魅力を伝えるための活動を中心に取り組んでいます。

そこで「もっと稲武の伝統工芸をより多くの人に知ってもらいたい!」と感じた2年生が、豊田市の「学生によるまちづくり提案支援事業」へ応募。学生たちの活動が豊田市に評価されて、11月25日(日)にまゆ花リース作りのイベントを豊田市駅ビルのGAZAにて開催しました。

初めての授業外での自主的な取り組みということで、試行錯誤しながらイベントを運営した学生たち。いつものように先生のアドバイスを待つのではなく、お客さんが来ない時間帯は「リースを持って違うフロアでアピールしよう」「値段を見直してみよう」など、一人ひとりが課題解決のために考えながら行動している姿が印象的でした。今後も稲武の魅力を伝えるために私たちにできることを考えながら、実習させていただけることに感謝しつつ、積極的に取り組んでいきたいと思います。