学校法人安城学園
『教育にイノベーションを』−安城学園100年の歴史と展望−
第1章 社会適応の人材育成 - クラブ活動に社会人基礎力 #2 (第47話)
公開日 2012/06/27
 愛知学泉大学のバスケットボール監督には、後に日本代表監督を務めた小野秀二(JBL日立ヘッドコーチ)と、昨年までWJBLデンソーアイリスヘッドコーチを務めた木村功がかつて務め、手腕をふるった。バスケット興隆に大切なのは次世代の日本代表プレーヤーを育成することでもあるとして、チームづくりとともに選手育成、そしてその根底になる指導者育成にも努めた。
愛知学泉大学空手道部 愛知学泉大学バスケットボール部(男女)のOB・OGには多くの逸材が輩出し、指導者に、加藤雅規(アイシン・エィ・ダブリュウィングス監督)、浜口炎(仙台89ERSヘッドコーチ)、西田陽子(三菱電機コアラーズアシスタントコーチ)ら、選手(引退を含む)に高辻周孝、上山博之、桜井良太、眞鍋かおり、船引かおり、榊原紀子、船引まゆみ、渡邉温子、杉山りえ、小林阿古、中尾綾らの名が主なリストとしてあげられている。バスケット界では知る人ぞ知る人たちだが、全国のバスケ仲間には愛知学泉大学時代に師事を受けたメンバーも多くいて、その理論や熱血ぶりは今も語り継がれているという。

 世界・全国大会への出場にあっては、豊田では空手道部、サッカー部も屈指される。
 空手道部は世界チャンピオンを輩出という栄誉を誇る。平成12(2000)年の世界大学空手道選手権大会、「女子個人形」で中村智恵子選手が優勝、世界チャンピオンとなった。各種大会での活躍も特筆される。全日本大学空手道選手権大会には「男子団体組手」で平成4(1992)〜21(2009)年にわたって18年連続出場。この記録は東日本大学空手道選手権大会でも同様で、成績はベスト8まで進んでいる。長期の連続出場は全日本学生空手道選手権大会でも。「男女個人組手・形」で平成7(1995)〜21(2009)年にわたって15年連続出場、「形」で準優勝を決めている。
 こうした輝きの戦績を伝統に、今も東海制覇を極め全日本選手権上位をねらう。
(つづく)
※ 文中敬称略
 
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