学校法人安城学園
『教育にイノベーションを』−安城学園100年の歴史と展望−
第1章 社会適応の人材育成 - クラブ活動に社会人基礎力 #1 (第46話)
公開日 2012/06/26
愛知学泉大学バスケットボール部男子チーム
愛知学泉大学バスケットボール部女子チーム
 「学泉といえばバスケット」と言われる。そして「バスケットといえば学泉」とも。この限定的な表現は決して誇張ではない。愛知学泉大学はバスケットボールの名門であり、そのバスケットボール部は全国でも屈指の存在なのだ。
 クラブ活動のめざましさは、愛知学泉大学、愛知学泉短期大学にも及ぶ。クラブ、サークルが多くあり、活発に活動を繰り広げているが、中でも随一に挙げられるのはバスケットボール部。
 愛知学泉大学は岡崎、豊田の2キャンパスごとにクラブ・サークル活動が行われており、バスケットボールは岡崎に女子バスケットボール部、豊田に男子バスケットボール部がある。これが共に全国的に傑出して名を挙げている。
 女子バスケットボール部はA、Bの2チームを擁するが、Aチームは全日本大学選手権(インカレ)に6年連続、5年連続を含む18回も優勝。連続出場回数の記録も昭和56(1981)年から平成21(2009)年まで29年に及ぶ記録を持つ。平成21(2009)年には9年ぶりに準優勝を果たし、今目指すは優勝。「インカレ優勝」を合言葉にチームワーク力をさらに強める。
 この輝かしい成績を生み出した歴史の中からは、1983〜2001ユニバーシアード、世界選手権代表、アジア大会代表に延べ26名もの部員が選出されてもいる。
 また、豊田の男子バスケットボール部もそれに比肩する存在ぶりを示す。戦績は、東海リーグ戦大会優勝15回、東海トーナメント大会優勝16回、西日本大会優勝4回、全日本選手権大会出場6回。そしてインカレは平成12(2000)年にベスト4入りを果たしている。
 この男子バスケットボール部からもまた、全国的にバスケット界を担う人材を多く輩出している。平成16(2004)年卒業の桜井良太は平成18(2006)年世界選手権に出場、平成22年現在も日本代表に選出され中心選手として活躍している。
(つづく)
※ 文中敬称略
 
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