学校法人安城学園
『教育にイノベーションを』−安城学園100年の歴史と展望−
第1章 社会適応の人材育成 - 部活も教育のステージ #4 (第37話)
公開日 2012/06/15
岡崎城西高等学校ジャグリング部 だが、運動部各部で等しく掲げられる“全国大会を目指せ”という合言葉は、ただ栄光の記録を追うだけのために唱導されるのではない。それに至る過程の中にこそ教育活動があり、教育目標があるのだ。
 「勉強だけ」「部活だけ」ではなく、文武両道を目指し、向上心を持って、日々練習に励んで努力し続け、人間的な成長を図る―それが結果的に全国大会への道に通じるのである。
 岡崎城西高等学校が安城学園女子短期大学附属高等学校岡崎城西分校として開校したのは昭和37(1962)年4月、当初は男子校だった。

「栄光の男子一生に、夢と希望とあこがれを持て。前途は豊かで楽しく、幸多きものである。しかし、それにはそれだけの実力が必要である。その基礎をつくりあげるのが高校時代であり、本校は建学の精神(質実剛健・己に克(か)つ・剛毅闊達(ごうきかったつ))を通して、その能力を推進する」

 昭和44(1969)年、学校長に就いた鈴木修は、事あるごとに生徒にこう訴えた。そしていくつかの実践目標を設定した。

「頑張ろう。頑張りの充実感、快感を体得しよう。そこから男子一生の基盤となる気力、体力、学力が生まれる。」
「目標を定めよう。それを一つ一つ達成していくことで、希望が湧いてくる。そこにこそ豊かで充実した高校生活がある。」
「個性を伸ばそう。ちょっと他人には負けないものを教科学習やクラブ活動の中からつくり出せ。」

 こうした呼びかけが、いつしか同校の活発な部活を育成する基盤になっていったとみるのは短絡的だろうか。

* * * * *

 スポットを浴びるのは運動部ばかりでなく、文化部でも傑出した活動をしているクラブが多い。なかでも、和太鼓部、吹奏楽部、ダンス部、ジャグリング部など、部活動としてだけでなく地域と深く関わりを持つクラブもある。
(つづく)
※ 文中敬称略
 
Copyright © 2011-2014 Anjo Gakuen Education Foundation. All rights reserved.